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「活動の工夫・いい話」が届きました⑪

「兵庫県立北須磨高等学校」の「たねだんご」を配布し元気を届ける活動についてご紹介致します。

   須磨区ボランティアセンターです。ボランティアのみなさんが取り組まれているコロナ禍でもできるボランティア活動を「活動の工夫・いい話!」として、発信しています。

今回は「兵庫県立北須磨高等学校」の「たねだんご」を配布し元気を届ける活動についてご紹介させていただきます。

「たねだんご」とは、さまざまな種類の花の種を混ぜ合わせた泥団子のことで、東日本大震災の復興支援のために考え出されました。土に植えると一つの団子から複数の芽が出て花束のように花を咲かせるそうです。ユネスコスクールとして地域に貢献したいと考えておられる北須磨高等学校は、6月に「たねだんご」を作成して名谷駅で配布されたそうです。この時は、学校が休校で先生方が作成されました。12月19日、二度目の取り組みとして野球部の部員が作成され、様子を見に行かせて頂きました。

野球部のみなさん、地域の方の事を想いながら丁寧に作業されていました。

キャプテンからは、「今年の春にたねだんごを地域の方にお配りしたところ、大変喜んで頂きました。感染者数の増加で自粛ムード漂う中、地域の方に花と一緒に元気を届けようと思い、取り組んでいます。」マネージャーからは、「朝、登校する時地域の方に、頑張ってね、と声をかけて頂きます。恩返しがしたいと思って取り組んでいます。」とお話をお伺いしました。

今回、作成した「たねだんご」は12月24日に名谷駅で配布されました。花の種の入っただんごと聞いて、地域の方が優しく話しかけて下さったそうです。

北須磨高校の皆さんの想いが詰まった、幸せの種が地域の方に届いた活動でした。

▲春に配布されたたねだんごの花です。

北須磨高校の野球部のみなさん、ありがとうございました。

須磨区ボランティアセンター 
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