・きっかけは家事の息抜きも兼ねて給食会のボランティアに参加していたことです。先輩の民生委員から勧めてもらいました。
・普通の生活ではできないような人とのつながりや経験ができます。楽しみにしてもらえることが励みになっていて、「やっていて良かった」と喜びや感動を感じます。
・高齢者の見守り活動では、一か月に一回、電話ではなく直接お宅に訪問をしています。お顔を見てお話をすることでちょっとした体調の変化がわかることもあります。
・南落合地区では食事会も民生委員が行う主な活動の一つです。食事は手作りで、見た目はもちろん旬の食材を工夫しながら季節に合ったメニューにしています。令和6年11月で400回を迎え、来年で35周年になります。
・お友だちが家に誘いにきてくれるので、一緒に歩いてこれるのが嬉しいです。
・他の地区から引っ越して一人暮らしのため知り合いが少なく、あまり人とお話する機会がありませんでした。でも、食事会に行くと他の方々とお話できて嬉しいです。毎月楽しみにしています。
・自分のスキルを活かして無理なく活動を続けています。新しいことへの挑戦は大変だけど、その中にやりがいが見えてくると思います。人生の勉強として体験を経験値に!
・民生委員同士の横のつながりが強く、すぐに相談に乗れるような体制を整える等、新しく民生委員になった方も不安なく活動できるように心がけています。
食事会ではスタッフと参加者の方々が和気あいあいとお話されており、食事だけでなくちょっとしたお楽しみ会や誕生日のお祝い等、とても温かい雰囲気でした。
民生委員活動を通して参加者の方々と共に自分自身も楽しめることがやりがいの1つではないかと思いました。これから活動する方へのサポートも忘れておらず、”地域のために”という強く熱い気持ちが表れた「大事なのは続けること!」という言葉が印象的です。南落合の民生委員さんは温かい方が多く、参加者の皆さんも積極的に話してくださり、この地域が好きなのだという印象を受けました。
今回の取材で、人の繋がりが出来ているのをみて是非私の住んでいる地域でも食事会を企画してみたいな、と感じたほどです。民生委員やボランティア活動を行う方が減っているという話も聞きますが、これからも食事会を含めた地域活動が将来に繋がっていくことを願っています。
(神戸学院大学:穴田・池渕、神戸市外国語大学:山本)2024年12月5日
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