・ニュータウン開発で若い世帯が沢山引っ越して来ましたが、今では皆高齢になってしまい駅近だけれど比較的古い町です。少子高齢化のモデル都市だと思います。
・高齢者が多くなってきていますが、おもちつきや夏祭りなど子どもから高齢者までが参加できる地域活動が盛んです。
・活動には責任が伴うので誰でもできる活動ではないです。ただ、その責任を「大変」と捉えるか「やりがいがある」と捉えるかによって民生委員活動は変わってきます。
・仕事や子育てをしながら活動している民生委員もいます。大変なイメージがあるけど、まずはやってみないと分からないと思うので挑戦してみてほしいです。
・訪問する際に会話が弾むよう、あらかじめ「今日はあの方と会うからこんな話をしよう」と考えます。
・”いざというときに助けを求める相手”でありたいです。無理やり話(困っていること)を聞き出そうとするのではなく「隣にいることや味方であること」を伝えることを心掛けています。
・『聴く』という姿勢。高齢者は話すだけでも元気になれるから耳を傾けることが大切だと思っています。
・「ありがとう」の一言。これが民生委員を続ける理由です。
・普段関わらない人と関われることも魅力です。高齢者の方とお話することが老後の参考にもなり、逆に元気をもらったり成長の機会を与えられていると感じます。
・民生委員同士は仕事や家事でそれぞれ忙しくプライベートの交流は少ないですが、毎月の会議や民生委員の活動を通して仲が深まっています。
・民生委員活動と言うと、世間は昔の大変なイメージのままだけど、実際はそうでもなく楽しいです。私は引っ越してきて不安でしたが民生委員の活動を通して自分の居場所を作ることが出来ました。
・まずは興味を持ってくださると有難いです。自分たちの中にも誘われて始めた人もいるので、とりあえずやってみてほしいです。
今回の活動は、今後民生委員の活動を後世につないでいくために地域の人たちが知っておくべきことは何かを考える際のヒントをもらえる貴重な機会となりました。
民生委員の活動は想像していたほど堅苦しいものではなく、地域の高齢者の方々とご近所付き合いのように信頼関係を築いているという印象を持ちました。
お話してくださっている時も、表情が『いきいき』としていて本当に楽しく活動されていることが分かり、私も将来「民生委員になってみたい」と考えるようになりました。
また、「困ったときに顔が浮かぶような、気軽に助けてと言えるような存在になりたい」という言葉が印象的でした。民生委員は職業ではなく給料も発生しないボランティアですが、お金には代えがたい『やりがい』があるのだと思いました。
この記事を読んでくださっている皆さんもまずは民生委員の事を知るところから始めてみませんか?
(神戸学院大学:中村、神戸市外国語大学:松井、神戸市看護大学:松本・三輪)2024年12月8日
この記事を読んで民生委員活動、地域活動に興味を持った方は、コチラまで。
info@suma-shakyo.or.jp(須磨区社会福祉協議会)