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【福祉学習】「聞こえないって、どういうこと?」

ボランティアグループ「ぐるーぷ ひだまり」が、板宿小学校で福祉学習を行いました

須磨区ボランティアセンターでは、学校や地域での福祉・ボランティア学習を支援するため、福祉体験器材(車いす、高齢者疑似体験セット、白杖等)の貸出や講師・ボランティアの紹介を行っています。

今回は、板宿小学校からの依頼で、「聞こえないってどういうこと?」をテーマに、4年生対象の福祉学習を行いました。

講師は、「ぐるーぷ ひだまり」の皆さまです。

「ぐるーぷ ひだまり」の普段の活動は、聞こえる人と聞こえない人との交流です。毎月2回、手話での会話を楽しまれています。

昨年に引き続き、板宿小学校での福祉学習の活動です。

今回は、事前に先生から伺っていた児童から、聞こえない方への質問に、聴覚障がいの講師が、手話と口話で答えていきました。

「電話はどうしていますか?」の問いに、「一番困っている。お友達に電話はお願いしている。」

「阪神淡路大震災のとき、聞こえないことで感じたことは?」の問いに、「情報が入らないからとても困った。」「周りの人に助けてもらった。近所づきあいが大切だと思った。」等。

手話クイズは、最初、講師から児童へ。次に、児童から、聞こえない講師へ出されたお題を手話で表現し、講師に理解してもらえたらOKというクイズ。

手話は、言葉として意味を持っていること、手だけでなく表情が大切だということを学んでいました。

今回の授業は、聞こえない人の思いを感じて、手話に興味を持つきっかけになったのではないかと思います。

板宿小学校4年生の皆さん、これからも、全ての人が住みよい町になるように、考えていきましょう!

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